ハワイのオアフ島にあるカカアコ地区は、ウォールアートやグルメ、ファッション、住居など再開発が急速に進んでいる人気急上昇中のエリアです。
アラモアナからもほど近く、公共機関を使っても行きやすい場所にあるため、観光やランチにもぴったり!
オアフ島に旅行する機会がある方は、ぜひ訪れてほしいスポットです。
この記事ではカカアコ地区の概要や人気スポット、行く際の注意事項について解説します。カラフルで最高の思い出を作りに行きましょう!
目次
カカアコはハワイ屈指のフォトジェニックスポット! 気軽に足を運ぼう!
カカアコとは、ワイキキの中心地からアラモアナ・ブルーバードを西へ5キロいったところ、アラモアナとダウンタウンの間に広がる地区です。
元々はカラカウア通り沿いの寂れた自動車整備工場や倉庫街だったのですが、大規模な再開発によってニューヨークのソーホーのようなアートな街に生まれ変わりました。
アラモアナ大通りからすぐのところにあり、巨大な壁画で彩られた建物があちこちにあります。
アートギャラリーやショップ、レストランが立ち並んでいるうえに、現在は高層コンドミニアムも増え、住みたい街としての人気も高まっている場所ですよ。
壁画は有名なアーティストを海外から招待して描いてもらったものもあり、クオリティの高さは格別!
どこでどのような写真を撮っても盛大に映えるとして、若い人を中心に観光客にもとても人気があります。
ただし、毎年開催されるイベントに合わせて新しい作品が描かれるため、1年間しか見られない作品もあることも覚えておきましょう。
ウォールアートだけでも丸1日楽しめますが、その分、徒歩数はかなりのものになると予想できます。歩きやすい靴で行くようにしてくださいね。
カカアコが注目を浴びた理由とは?
カカアコが人気を集めるきっかけとなったのは、地域の活性化を目的に始まった「POW! WOW! HAWAII(パウワウ・ハワイ)」というアートイベントです。
2011年から毎年2月に行われているアートインベントで、地元のアーティストのみならず世界中からアーティストが集まり、1週間かけてウォールペインティングをします。
開催期間中はアーティストが描くのを見学できたり、路上でのパフォーマンスを楽しめたりと、かなりレアで贅沢な時間を満喫できます。
毎年作品が変わるため、まさに「今」しか見られないものですよ。
カカアコエリアのおすすめスポット
今注目を浴びている、カカアコエリアの旬スポットを順番にみていきましょう。
- ホノルル・ファーマーズ・マーケット(The Honolulu Farmers Market)
- ソルト(SALT)
- ワードビレッジ(Word Village)
- フィッシャー・ハワイ(Fisher Hawaii)
ホノルル・ファーマーズ・マーケット(The Honolulu Farmers Market)
カカアコタウンの一角、ニール・プレイズデル・センターの駐車場で、毎週水曜日の夕方にファーマーズマーケットが開催されます。出店数はそのときによって30店〜40店舗ほどと異なりますが、有名な農家が出店するため人気が高く、オーガニックの野菜やフルーツ、お肉、パン、お菓子、ナッツなどが販売されます。
もちろんテイクアウトの飲食店もあり、ハワイのローカルフードやタイ・トルコ・インド・メキシコ料理などが目白押し。クレープや焼き立てクッキー、アイスクリームなどもホームメイドの商品が並ぶため、観光客にはとても人気です。
- 営業時間:水曜日16:00~19:00
ソルト(SALT)
カカアコの再開発に合わせ、2016年にオープンした複合商業施設のソルト。こちらには元々塩水の池があったことが名前の由来です。
アラモアナ大通りに面した2ブロックの5つの建物を統合して改修し、レストランやショッピング、アートなどが楽しめる大型施設として誕生しました。入っている38店舗は個性的なブティックや最先端のギャラリーが多く、レストランも大変オシャレだと瞬く間に人気が爆発。カカアコ名物のウォールアートもソルト内にあるため、建物の外壁や通路なども目を楽しませてくれますよ。
- 営業時間:10:00~21:00(飲食店は店舗によって異なる)
- 定休日:年中無休
ワードビレッジ(Word Village)
カカアコの最南端にある、特に地元の人たちがショッピングを楽しむ場所として有名なのが、ワードビレッジです。
ワードビレッジはとても規模が大きく、何と6ブロックにまたがる広大な敷地内に、デパートや大型ディスカウントショップ、映画館、美容院、ヨガスタジオ、ゲームセンターなどが入っています。その数は100店舗以上にもなり、高層コンドミニアムも建っているため、まるでひとつの町のようです。
カジュアルなお店が多く、リゾートウェアやインテリア、ドラッグストア、生鮮食品マーケットまで揃います。飲食店は30店舗以上も入っており、複数の日本料理店もあるため食べる場所には困りません。もちろんフードコートもありますよ。
- 営業時間:店舗により異なる
- 定休日:11月の第4木曜日(感謝祭) / 12月25日
フィッシャー・ハワイ(Fisher Hawaii)
フィッシャー・ハワイは、ホノルルの住民なら誰でも知っていると言われるほどに有名な、大型文房具店です。文房具好きにはたまらない場所で、文房具のみならず、絵具などの絵画用品、デスクやオフィスチェア、コンピューター関連アイテムなど5万種類もの商品が揃っています。
店内はまるでおもちゃ箱のようで、見るだけでも楽しくなること間違いなし。お土産の購入場所としても人気ですよ。
- 営業時間:月・火・木・金曜日7:00~18:00 / 水曜日7:00~20:00 / 土曜日8:00~17:00 / 日曜日10:00~15:00
- 定休日:11月の第4木曜日(感謝祭) /12月25日 / 1月1日 / イースター
カカアコへ行く際の注意事項
観光客がカカアコへ行く際の注意事項としては「訪問は朝から夕方の明るい時間帯のみにする」ことと「トイレは施設内のものを使う」ことです。
朝から夕方の明るい時間帯のみにする
カカアコは近年、随分人気が出てきた地区です。しかしながら、治安が良いとは言い切れません。メインストリートから少し離れたところにあるウォールアートなどは、人気のない倉庫や工業地帯にあるものも多いため、訪問時は十分周囲を警戒するようにしてください。
若い人も多く、暗がりや路地などに夜になってから通りかかるとトラブルに巻き込まれる可能性が高いため、できるだけ太陽の光がある時間に複数人で訪れましょう。
トイレは施設内のものを使う
トイレはショッピングモールやレストランの中で済ませるようにしてください。公衆トイレもありますが、2018年に港前にある公園のトイレで日本人が襲われて重体になるといった事件がありました。
貴重品は肌身離さないようにして、できるだけ施設内のトレイに行きましょう。
アートの街カカアコを存分に楽しもう!
カカアコは再開発が成功し、今やオアフ島でもかなり人気のスポットになっています。ハワイでの楽しみ方はビーチやショッピングが定番ですが、ぜひそこに「アート」も加えてみましょう。
ワイキキから散歩感覚で行ける場所ですが、広大なエリアです。履きなれたスニーカーなど歩きやすい靴で訪れるようにしてくださいね。
▼こちらの記事も読まれています