【ホエールウォッチング】マウイ島 アウアウ海峡がクジラの楽園と呼ばれる理由とは?

2026.9.18
【ホエールウォッチング】マウイ島 アウアウ海峡がクジラの楽園と呼ばれる理由とは?

冬になると、アラスカから遠く4,800kmもの距離を旅して、ハワイの海にザトウクジラがやってくることをご存じでしょうか。

青い海面から巨体が跳び上がる「ブリーチング」の瞬間は、一度見たら忘れられない光景だと言われます。

まだ気が早いようですが、ハワイのホエールウォッチングはシーズンが12月から4月頃までと限られているため、今のうちに知っておくと冬の旅行計画がぐっと具体的になります。

マウイ島の「アウアウ海峡」が世界屈指と言われる理由

ハワイでホエールウォッチングをするなら、マウイ島とラナイ島、モロカイ島、カホオラウェ島に囲まれた「アウアウ海峡」が特に有名です。

この海峡は水深が浅く波も穏やかなため、出産直後の子クジラが外敵から身を守りながら泳ぎ方を覚えるのに適した環境になっているとされ、ハワイの中でもクジラの密度が最も高いエリアだと言われています。

そもそもクジラたちがここまで来る道のりは決して楽ではなく、研究者による標識調査では、アラスカからハワイまで最大で約3,000マイル(4,800km)を6〜8週間かけて泳ぎ続け、平均すると1日に80〜110kmも移動している計算になるそうです。

長旅の末にたどり着く「休息と子育ての海」だと思うと、見え方も変わってきます。

1992年に誕生した、クジラのための海洋保護区

アウアウ海峡を含む一帯は「ハワイ諸島ザトウクジラ国立海洋サンクチュアリ」として、1992年11月4日に米議会によって指定され、1997年にハワイ州知事の承認を経て正式に発足しました。

オアフ島、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、カウアイ島、ハワイ島(ビッグアイランド)周辺の合計約1,370平方マイルの海域をカバーしており、北太平洋のザトウクジラの半数以上がこの海で繁殖・出産・子育てを行うとされています。

20世紀半ばには捕鯨により絶滅が危惧されるほど数を減らしていましたが、保護規制が整えられたことで現在では年間1万頭以上がハワイの海を訪れるまでに回復したそうです。

クジラまで100ヤード(約90m)。2024年に強化された接近ルール

ハワイの海でクジラに出会ったら、船・カヤック・SUP・遊泳中を問わず、どんな手段でも90m(100ヤード)以内に近づくことは法律で禁止されています。

この規制は2024年1月22日から適用が強化されたもので、ドローンについても300m(1,000フィート)以内への接近が禁止されました。この90mルールはサンクチュアリの中だけでなく、ハワイ諸島周辺の海域全体、さらに沖合200海里まで年間を通じて適用される点が見落とされがちです。

ツアー会社のボートはこのルールを守って航行するため、「思ったより遠いな」と感じることもありますが、それはクジラを守るための距離だと理解しておくと納得感が違います。

ツアー代を払わなくても見られる、無料の陸上ビューポイント

ボートツアーの相場はおおむね大人1人45〜150ドル程度と幅がありますが、実は陸から無料で観察できるスポットも複数あります。

マウイ島では、ホノアピイラニ・ハイウェイ沿いの高台にある「パパワイ・ポイント」や「マクグレガー・ポイント」が代表的な展望スポットで、高い位置から広い海域を見渡せるため双眼鏡があれば潮吹きや尾びれを見つけやすいとされています。オアフ島であれば、ワイキキから車で約30分の「マカプウ岬展望台」もおすすめです。

無料駐車場が整備されており、展望台までは片道30分ほどの舗装されたトレイルを歩くだけで、マナナ島やカオヒカイプ島を望む絶景とあわせて冬場はクジラの姿も期待できます。

シーズンのピークは1〜3月頃とされているので、旅程を組む際の目安にしてみてください。

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クジラが安心して子育てできる穏やかな海峡のように、LEAF&BEANも「CONNECT WITH COMFORT」をコンセプトに、誰もが心地よく過ごせる空間づくりを大切にしています。

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まとめ

マウイ島のアウアウ海峡が「クジラの楽園」と呼ばれる背景には、地形的な条件と1992年からの保護区としての歴史、そして2024年に強化された90mの接近ルールがありました。

ボートツアーだけでなく、パパワイ・ポイントやマカプウ岬のような無料の展望スポットからも十分にその姿を楽しめるのも、ハワイのホエールウォッチングの魅力です。

シーズンは12月から4月、ピークは1〜3月頃とされているので、今のうちから旅程を練っておくと、現地でクジラに出会えるチャンスも広がるはずです。

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