子連れのハワイ旅行におすすめ! チルドレンズ・ディスカバリー・センターはどんなところ?

2025.4.14

ハワイのオアフ島には水族館や動物園など、子どもたちに人気の場所が複数あります。しかし、あまりに暑すぎる日や雨の日などは、チルドレンズ・ディスカバリー・センター(Children’s Discovery Center)の訪問がおすすめです。

いわゆる屋内型キッズセンターですが、ただ楽しいだけではなく、親子ともにハワイの歴史・文化や自然環境について学べるうえに、地元の親子とも触れ合えます。

この記事ではチルドレンズ・ディスカバリー・センターについて、どのようなエリアがあるかや行き方、センター訪問時の注意点などについて解説します。

 

チルドレンズ・ディスカバリー・センターは子どものための施設

チルドレンズ・ディスカバリー・センターとは日本の科学館とキッザニアを足したような施設で、子どもを遊ばせたり職業体験ができたりします。

ウォールアートで有名なカカアコの近く、ウォーターフロントパークが目の前に広がる場所にあります。ワイキキとダウンタウンの間にあり、もともとはごみ焼却施設だったところでした。

ハワイでは貴重な室内タイプのプレイエリアとして、多くのファミリー連れに人気があります。

 

チルドレンズ・ディスカバリー・センターの詳細と行き方

  • 住所:111 Ohe St., Honolulu, HI 96813
  • 電話:808-524-5437
  • 営業時間:火~金曜日9:00~13:00 / 土日10:00~15:00
  • 休業日:月曜日
  • 料金:1歳~大人$12 62歳以上$7 0歳は無料
  • 公式サイト:https://discoverycenterhawaii.org/

※2025年の情報です。訪問前には公式サイトを確認してください。

【アクセス方法】

ワイキキからだとレンタカーかバスが便利です。車の場合はアラモアナ・ブルーバードから海方向へCooke Streetを進みましょう。道の突き当りがディスカバリーセンターの駐車場となるため、わかりやすいですよ。

バスの場合は、ワイキキ・アラモアナセンター側から以下のバスに乗車してください。

19番 エアポート行き
20番 エアポート行き
55番 カネオヘ行き
56/57番 カイルア行き

Cutter Mazda Volkswagon前で下車します。そこから海へ向かって歩き、徒歩6分程度で到着です。建物は早くから姿が見えているため、迷うことはないでしょう。

 

チルドレンズ・ディスカバリー・センターの5エリアを紹介

チルドレン・ディスカバリー・センターは以下5つのエリアで構成されています。

  • レインフォレスト・アドベンチャーズ
  • ユア・タウン
  • ファンタスティック・ユー
  • ハワイアン・レインボー
  • ユア・レインボー

 

受付で入場料を支払うと、手に再入場のスタンプを押してくれますよ。

では、順番にエリアを紹介していきましょう。

 

レインフォレスト・アドベンチャーズ

レインフォレスト・アドベンチャーズは、受付を済ませてすぐのところにあります。熱帯雨林の重要性や、天然資源や環境を大切にする学びを得るエリアです。

大きな釣り体験スペースがありますが、こちらはボタンを押すと雲から雨が降り、雨水は山肌を流れて川へ入り、最後は海へたどり着くといった自然界の一連の流れを縮小したものです。科学館のようなかしこまった雰囲気はなく、明るい色を多用したカジュアルな空間で、子どもたちは自由に遊べます。

このエリア内には3歳以下の子どもが遊べるプレイエリアもありますよ。下の子をプレイエリアで遊ばせながら上の子を見守れるというのは、多くの親にとってとてもありがたいことですよね。

このエリアのみ他よりも30分早く閉まるため、序盤に遊ぶことがおすすめです。

 

ユア・タウン

ユア・タウンは1階にある最も人気のエリアです。日本のキッザニアと同じく、さまざまな職業体験ができます。

スーパーや病院、修理工場、銀行、消防署、バス、劇場などが用意されており、子どもたちはそれぞれの職業になりきって仕事をします。

中でも子どもたちに一番人気はスーパーの店員さん。子どもサイズのカートを使って食料品(ハワイで実際に販売されている商品のパッケージ)を購入する役と、エプロンをつけてレジ係になる役の2つを体験できます。

 

ファンタスティック・ユー

ファンタスティック・ユーは、1階入り口付近にある人体を学べるエリアです。人の体を内側から見て、どことどこが連携し、どうなっているかなどについて学習できます。

最新設備の模型が用意されており、心臓、目、口、胃などの人体のメカニズムを楽しく学べますよ。巨大な口の中に入り、巨大な歯ブラシを使って歯磨きをする体験も。骨のコーナーでは自転車を使い、どうすればどう動くのか、骨の動きを観察できます。

また、エリアにはリアルに作られた診察室が設置されており、お医者さんごっこが楽しめるようになっています。車椅子を実際に体験するコーナーもあり、子どもだけでなく大人にとってもためになるテーマが勢ぞろいです。

こちらには、5歳以下の子ども向けプレイエリアもあるため下の子を遊ばせておけます。上のお子さんがじっくりファンタスティック・ユーを楽しめるように、工夫されているのですね。

 

ハワイアン・レインボー

ハワイアン・レインボーは2階にある、ハワイの文化や暮らしを紹介するエリアです。

19世紀後半から20世紀初頭のプランテーション時代の暮らしぶりを学べるほか、現代ハワイの港・魚市場・ホテル・飛行機などの模型を通して働く人々の様子が知れます。

また、こちらには職業体験でいつの時代も人気の航空会社の体験コーナーが設置されています。コックピットのフロントガラスと座席の景色がちゃんと動くため、リアルさがあって子どもたちは大興奮。大人は座席に座り、子どもたちのサービスを受けてみましょう。

 

ユア・レインボー

プランテーション時代に世界中から移民を受け入れていたハワイ。特に多かったのは、日本・中国・韓国・フィリピンといったアジアの国々です。

ユア・レインボーでは、それらの国々の他、ポルトガルやインドなどの家庭を再現し、文化や生活習慣などが垣間見られます。

こちらのエリアでは衣装を借りて写真も撮れるので、ぜひ家族でなりきってみてください。

 

チルドレンズ・ディスカバリー・センターでの注意点

以下の2点は、施設訪問時の注意点です。

  • 施設の営業時間は短め
  • 子どもから目を離さない

 

施設の営業時間は短め

施設は営業時間が短く、平日は午後の1時で閉館してしまいます。

子どもを楽しませようという情熱を随所に感じる施設ですので、子どもたちが満喫できるよう、できるだけ早く入館することがおすすめです。

 

子どもから目を離さない

子どもたちが自由に遊べる施設ですが、日本ではなくハワイです。子どもから目を離すことは虐待と判断されることもあるため、常に傍にいて、行動を共にするようにしてください。

 

チルドレンズ・ディスカバリー・センターを親子で楽しもう!

子どもたちが目をキラキラさせて楽しめるだけでなく、大人も科学的好奇心が満たされる場所です。

ハワイや移民たちの出身国についてもいろいろと学べますので、ご家族でのハワイ旅行にはぜひ立ち寄ってみてください。

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