大きな時計が印象的なホノルルのシンボル アロハタワーを紹介!

2026.4.24
大きな時計が印象的なホノルルのシンボル アロハタワーを紹介!
この記事のポイント
ホノルル港に立つアロハタワーは、1926年に建てられた歴史的な時計塔です。現在、周辺施設はハワイ・パシフィック大学のキャンパスとなっていますが、10階の展望台は無料で一般開放されており、港と街を一望できます。ワイキキからはバスや車で15〜20分ほど。歴史を感じる景観と、静かなオーシャンフロントの雰囲気が魅力のスポットです。

 

ワイキキの華やかな喧騒から少し離れ、ダウンタウンの南端に位置するホノルル港。そこに、大きな時計を冠した優美なタワーが佇んでいます。1926年の完成以来、船で訪れる人々をアロハの心で迎えてきたアロハタワーです。かつてはハワイで最も高い建造物として、島を象徴する存在でした。

現在は周辺のショッピングモールが大学施設へと姿を変え、少し落ち着いた雰囲気になりましたが、無料で登れる展望台からの絶景は今も健在です。この記事では、アロハタワーの歩んできた歴史から、現在の施設の楽しみ方、失敗しないアクセス方法まで、現地を訪れる前に知っておきたい情報を丁寧に紹介します。

船でハワイに来ていた時代の玄関口!アロハタワーの歴史

船でハワイに来ていた時代の玄関口!アロハタワーの歴史

アロハタワーは、飛行機が普及する前の船旅黄金時代において、ハワイの玄関口を象徴する重要な建物でした。単なる観光スポットではなく、港湾業務を支える実務的な役割と、ハワイの誇りを示すランドマークとしての役割を併せ持っていました。

【歴史の豆知識】かつてアロハタワーは「ハワイで最も高い建物」であり、入港するすべての客船を見守る管制塔としての機能を持っていました。

昔は灯台だった?ホノルル港をずっと見守ってきた理由

アロハタワーが建設された大きな理由の一つは、入港する船を安全に導くための灯台(ビーコン)としての機能です。当時は周囲に高い建物が全くなかったため、タワーの頂上から放たれる光は、夜間に航行する船にとって非常に重要な道標でした。

また、港を管理する管制塔としての役割も担っており、船の動きを監視する実務の拠点でもありました。1926年にハワイ州(当時は準州)によって建設されたこの塔は、まさに当時のインフラの要だったのです。ハワイ州運輸局港湾課の記録からも、長年ハワイの物流と交通を支えてきた誇り高い歴史が確認できます。

船旅が一番華やかだった頃に作られた時計塔のこだわり

タワーの四面に配置された巨大な時計は、世界中から集まる旅行客に正確な時間を示すと同時に、アロハタワーを唯一無二のデザインに仕上げています。この時計の上部には、縦書きでALOHAの文字が掲げられており、到着したばかりの人々への歓迎の意を示しています。

当時、船でハワイに到着した人々にとって、この時計とALOHAの文字は「ついにハワイに来た」と実感させる最初の景色でした。1920年代の建築様式を取り入れた鉄筋コンクリート造のタワーは、堅牢でありながらもどこか温かみのある曲線美を持っており、当時のハワイアンホスピタリティが形になったものと言えるでしょう。

今も大切に残されている歴史ある建物の見どころ

アロハタワーは1976年に全米歴史登録財(National Register of Historic Places)に登録されており、ハワイの歴史を語る上で欠かせない建造物です。第二次世界大戦中には、攻撃を避けるためにカモフラージュ塗装が施されるなど、激動の時代を潜り抜けてきた背景もあります。

現在は綺麗に修復されていますが、その外観の装飾や構造には当時の職人のこだわりが随所に残っています。タワーの足元から見上げる時計の迫力や、港の岸壁に溶け込むようなクラシックな立ち姿は、非常に貴重な風景となっています。

無料で登れる展望台からの景色

無料で登れる展望台からの景色

アロハタワーの最大の魅力は、地上約56メートルの10階にある展望台です。ワイキキのダイヤモンドヘッド側からダウンタウン、太平洋まで360度を見渡せる穴場のスポットですが、入り方には少しコツがあります。

エレベーターはどこ?入場料や使える時間のチェック

展望台への入場料は完全に無料です。入り口はタワーの正面ではなく、海側の入り口から入った奥にあります。そこにある専用エレベーターで一気に10階まで上がることができます。

項目 詳細内容 備考
入場料金 無料 チケット不要・予約不要
所在階 10階(展望フロア) 専用エレベーターを利用
主な眺望 360度パノラマ 港・海・街・山を一望

港も街もぜんぶ見える!360度パノラマの絶景ポイント

展望台に降り立つと、そこにはホノルルを一望する素晴らしい景色が広がっています。海側を見れば巨大なクルーズ船や広大な太平洋、山側を向けばダウンタウンのビル群とコオラウ山脈の緑が映えます。

特にダイヤモンドヘッド方面は、海岸線が緩やかにカーブしている様子がよく分かり、写真撮影には最高のスポットです。ワイキキの多くの展望台が有料であることを考えると、これほどクオリティの高い景色を無料で楽しめる場所は他にありません。

入る前に知っておきたい手荷物検査やセキュリティのこと

アロハタワーは現在、ハワイ・パシフィック大学(HPU)のキャンパスとしての側面が強く、エレベーターの近くにはセキュリティガードが常駐しています。簡単な手荷物検査や記帳を求められる場合があります。

【スムーズな入場のコツ】セキュリティの方に「展望台に行きたい(To the observation deck, please)」と笑顔で挨拶すれば、親切に案内してもらえます。

お店がなくなったって本当?今のマーケットプレイスの様子

お店がなくなったって本当?今のマーケットプレイスの様子

かつてのアロハタワー・マーケットプレイスを知る人にとって、現在の姿は大きな変化に見えるかもしれません。現在は教育施設としての役割をメインに再編されています。

実は大学のキャンパス!学生たちの活気あふれる今の姿

かつて専門店が軒を連ねていたエリアの多くは、現在ハワイ・パシフィック大学(HPU)の学生寮、教室、学習スペースとして活用されています。リノベーションが進んだことで、施設内にはパソコンを開いて勉強する学生の姿が多く見られます。

これにより、かつての観光客目当ての喧騒はなくなり、知的で落ち着いた「学園都市」のような雰囲気に変わりました。歴史的な建物をただ保存するのではなく、現役の教育施設として活かしている点は、都市開発の観点からも興味深い事例です。

海沿いで食事ができる!営業しているレストランの探し方

店舗が減ったとはいえ、海に面した絶好のロケーションを活かしたレストランは健在です。特に有名なのがオーシャンフロントのテラス席を持つレストランで、ホノルル港の風を感じながら食事が楽しめます。

大学キャンパス内に位置するため、かつてよりは店舗数が限られていますが、その分静かに落ち着いて食事をしたい人には最適です。眺望の良いテラス席を希望する場合は事前に予約状況を確認しておくと、現地での手戻りを防ぐことができます。

学生さん以外もOK!おしゃれなカフェやお店の楽しみ方

キャンパス内には、一般の人も利用できるカフェやHPUのブックストア(購買部)があります。ブックストアでは大学のロゴ入りグッズやアパレルを販売しており、ハワイの学生気分を味わえるユニークなお土産が見つかるかもしれません。

また、広場やベンチは学生以外の一般客も自由に休憩できる場所として開放されています。ワイキキの忙しない雰囲気から逃れて、海を見ながらカフェラテを片手に一休みする……といった、贅沢な時間を過ごすことができます。

ワイキキからどう行く?迷わないための移動ルート

アロハタワーはワイキキから西へ約5〜6kmほど離れています。徒歩での移動は厳しい距離ですが、複数の公共交通機関で簡単にアクセスできます。

ザ・バスやトロリーで行くならどこで降りるのが正解?

ワイキキから最も安く移動できるのはザ・バス(TheBus)です。2番や13番などのバスに乗り、ダウンタウンエリアの「Hotel St + Alakea St」付近などで下車し、海側へ5〜10分ほど歩くとタワーが見えてきます。

観光気分を味わいたいならワイキキ・トロリーのレッドラインが便利です。「アロハタワー・マーケットプレイス」という停留所が目の前にあるため、迷う心配がありません。

車で行くときはどこに停める?駐車場の場所と料金

レンタカーなど車で訪れる場合は、アロハタワーのすぐ隣にある専用駐車場や、道路を挟んだ向かい側のパーキングを利用します。

駐車場の場所 料金体系(目安) 特徴
アロハタワー横駐車場 時間貸し タワーに最も近い(割引条件あり)
道路向かいのパーキング 30分〜1時間単位 比較的空いている

ダウンタウンやカカアコと合わせて欲張りに巡るプラン

アロハタワーの展望台観光は1時間ほどで終了します。そのため、近隣のダウンタウン(イオラニ宮殿など)や、人気のおしゃれスポット「カカアコ」をセットにして回るのが効率的です。

【おすすめ観光ルート】午前中にアロハタワーの展望台に登り、お昼に港沿いでランチ。午後は徒歩やバスでダウンタウンの歴史建造物を巡るコースがスムーズです。

よくある質問

アロハタワーの入場料はいくらですか?

展望台への入場は無料です。現在はハワイ・パシフィック大学の施設の一部として維持されていますが、公共のランドマークとして一般に開放されています。

理由は、ホノルル港のシンボルとしての公的な役割と、教育機関による施設維持の枠組みの中で運用されているためです。手荷物検査はありますが、チケットを購入する必要はありません。

実務上の補足として、営業時間は大学の都合等により変更される場合があるため、遅い時間や特別な休日を避けて訪問するのが安心です。

アロハタワー周辺でランチやディナーは楽しめますか?

はい、海に面したレストランでランチやディナーを楽しむことが可能です。大学キャンパスになったとはいえ、外周の一部は商業エリアとして残されており、オーシャンフロントの人気店が営業しています。

理由は、アロハタワーという立地がレストランにとっても魅力的な資源であり、大学側も一般開放と共生する形で施設を運用しているためです。

実務上の補足として、眺望の良いテラス席は人気が高いため、事前に予約を入れるか、混雑する時間帯をずらして訪れることをおすすめします。

ワイキキから歩いて行けますか?

ワイキキ中心部から歩いて行くのはおすすめしません。距離にして約5km以上あり、日差しの強いハワイで1時間以上歩くことは、体力と時間を大幅に消耗させてしまいます。

理由は、アラモアナセンターよりもさらに先、ダウンタウンの入り口に位置しており、徒歩圏内とは言えない距離だからです。

実務上の補足として、安く移動したい場合はザ・バスを、効率よく巡りたい場合はタクシーやライドシェア(Uber等)を利用するのが賢明です。

まとめ

アロハタワーは、ハワイが「船の時代」だった頃からの歴史を今に伝える、ホノルル港の誇り高いシンボルです。ショッピングモールから大学キャンパスへと姿を変えましたが、無料で楽しめる展望台の美しさや、海沿いの開放感は今も変わらず訪れる人々を魅了しています。

歴史的な時計塔を見学し、展望台からホノルルのパノラマを堪能した後は、静かなオーシャンフロントで食事を楽しむ……。そんな、ワイキキとは一味違う大人なハワイの過ごし方がここでは叶います。

もし「周辺の歴史建造物もまとめて効率よく巡りたい」といった具体的なプランニングに迷う場合は、初期の段階で現地の最新情報に詳しい専門家やガイド情報を参照することをお勧めします。状況に合わせた最適なルート選びが、旅の満足度をさらに高めてくれるはずです。

参考文献

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