ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンはワイルドな植物園!見どころや注意事項を解説

2024.7.1
ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンはワイルドな植物園!見どころや注意事項を解説

ハワイといえば圧倒的な大自然! さまざまなアクティビティがありますが、トレイルやハイキングはローカルにも観光客にも人気です。

中には植物園の中のコースもあり、さまざまな植物を楽しみながら気持ち良くウォーキングを楽しめますよ。

今回紹介するココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンもそのひとつ。

クレーター内部の地形を生かして作られたワイルドな雰囲気の植物園で、ハワイの植物のみならず、アメリカやアフリカ、マダガスカルの植物なども観賞できます。

この記事では、ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンとはどのような植物園かエリアや見どころ紹介そして訪問時の注意事項などについて解説します。

 

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンとは?

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンとは?

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンは、ワイキキの中心部から車で30分くらいのところにある、クレーター内の市営植物園です。

オアフ島の5大植物園のひとつで、1958年にオープンしました。

ココ・クレーターが形成されたのは約5万年前。オアフ島では一番新しい火山活動で作られ、溶岩ではなく灰でできています。

クレーター内は日当たりがよく温度は高く、風もあまり通らないために乾燥しており、中南米やアフリカなど乾燥地の植物が多く集められています。

1時間半くらいのトレイルコースでは、次々に異国のような光景が広がるととても人気があります。

特に有名なのは、入口付近にあるプルメリアエリアです。

多種のプルメリアが満開になっており、ひと目でこれほどさまざまなプルメリアを見られることはないと言われています。

ハワイでのプルメリアの見ごろは4月から9月まで。時期を過ぎても咲いてはいますが、満開とまでいきませんので、プルメリアがお目当ての方は春から夏にかけての訪問がおすすめです。

 

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンの詳細

※2024年の情報です。訪問前には公式サイトをご確認ください。

園内の地図は入口にあるポストの中に入っていますが、植物園のホームページからも確認、印刷ができるため、事前に準備しておくと便利ですよ。

 

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンのエリアと見どころ紹介

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンのエリアと見どころ紹介

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンは、以下のように、いくつかのエリアに分かれています。

  • プルメリアエリア
  • ブーゲンビリアエリア
  • ハワイエリア
  • パシフィカエリア
  • アメリカエリア
  • ドライランドパームスエリア
  • アフリカエリア
  • マダガスカルエリア
    など

 

敷地は約200エーカー(約80ヘクタール)で、1時間半程度で1周できます。

次から、訪問時にはぜひ見てほしいところを紹介しましょう。

見どころ①:プルメリア&ブーゲンビリア

入口付近にある、プルメリアとブーゲンビリアのエリアです。色鮮やかな花が視界一杯に咲き乱れ、思わず笑顔になってしまう場所だと人気があります。

オアフ島ではさまざまなところでプルメリアが見られますが、複数の種類のプルメリアが同じ場所で咲いているのは珍しいそうですよ。

見どころ②:ヤシの木

乾燥地帯を歩いて行くと出てくるヤシの木エリア。

見慣れている一般的なヤシの木以外にも、ユニークな形をしたヤシの木が楽しめます。

見どころ③:サボテン

折り返し地点を過ぎたあたりで現れるのが、サボテンエリアです。ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンで、プルメリアエリアの次に人気があります。

バランスボールほどの大きさがある「タマ・サボテン」や、西部劇に出てきそうな長いサボテン、4メートルを超える巨大なサボテンなど、日本では見られない種類がたくさん堪能できます。

 

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンでの注意事項

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンでの注意事項

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンでは、以下のことに注意してください。

  • 植物に触ったり口に入れたりしない
  • 足元は履きなれたスニーカーで行く
  • トイレは簡易で売店はなし

 

植物に触ったり口に入れたりしない

園内の植物には、手を触れたり口に入れたりしないようにしましょう。

毒を持っている場合があります。また、花や種子の採取は法律で禁止されています。

特に子ども連れの家族の場合、小さな子がわからずに実や花を取ろうとしてしまうことも。

花や実には触っていけないことを口頭で説明し、見ているようにしてください。

足元は履きなれたスニーカーで行く

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンは前述したように、かなり乾燥した場所で砂地も多くあります。

ぬかるみは滅多にありませんが、その代わりに枯葉などで滑りやすくなっているため、履きなれたスニーカーなど運動靴で訪問するようにしましょう。

トイレは簡易で売店はなし

トイレは簡易のもの(工事現場に置かれているようなタイプ)がありますが、あまり清潔とは言えないのでおすすめしません。

日本のトイレに慣れている観光客にとっては、かなり厳しい状況であると思ってください。

売店はないため、水や虫よけスプレーは持参必須です。

 

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンへ行く方法

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンへ行く方法

ワイキキの中心からココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンまでは、レンタカーやタクシー、公共のバスなどで行けます。

【レンタカー】

レンタカーで行く場合は、ぜひナビ付きの車を選んでください。

ナビに「Koko Crater Botanical Garden」と入力して検索する方法が最も確実です。

ワイキキからは、約30分ほどかかります。

ナビがない場合は、72号線をカイルア方面に向けて直進し、ケアラホウで左折します。

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンの看板が見えたらさらに左折、突き当りを右折すると入口に到着します。

【タクシー】

ワイキキ中心地からタクシーを利用した場合の、所要時間と乗車料金の目安です。

  • 所要時間:約30分
  • 乗車料金:約$65(チップ、州税込み)

 

【バス】

公共バスでは乗り換えなしの1本で行けるため便利ですが、所要時間が長く、1時間ほどかかります。

クヒオ通りの海側のバス乗り場でしたらどこでもOKです。23番のバスに乗りましょう。

帰りは、降りたバス停の真正面にあるバス停で、同じく23番のバスに乗るとワイキキまで戻ります。

  • 乗車料金:片道$3

 

ワイルドさで人気のココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンを楽しもう!

乾燥地帯の植物も見られる、手ごろな広さの植物園として、ハワイでもとても人気が高いのがココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンです。

市営の植物園で入場料は無料であるため、散歩コースに選ぶ地元の人もたくさんいます。

時間に余裕がない場合は、見どころのプルメリアとブーゲンビリア、サボテンだけを見に行くなら30分もあれば十分でしょう。

光と風の中、異国情緒たっぷりの植物園を、ぜひ楽しんでくださいね。


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