マノアの滝でハイキングと森林浴! ハイキング時の注意点や推奨アイテムを解説

2024.6.11
マノアの滝でハイキングと森林浴! ハイキング時の注意点や推奨アイテムを解説

ハワイには人気の観光スポットやアクティビティがたくさんありますが、トレッキングやハイキングもそのひとつ。

ハワイの各島にはいくつもの有名なトレイル・ハイキングコースがあります。

オアフ島のホノルル市、その山側にあるマノアの街はハワイ大学のキャンパスがあることでも知られていますが、こちらの人気観光ハイキングコースが「マノアの滝への道」です。

この記事では、マノアの滝とそのハイキングコースについて、楽しみのポイントや注意点、持参をお勧めするアイテムなど解説します。

半日あれば堪能できるヒーリングスポット、マノアの滝をぜひ楽しんでくださいね。

▼ホノルルを一望できる観光スポットについても以下の記事で解説しています。

タンタラスの丘はオアフ島の絶景スポット! 営業時間やアクセス方法を解説

 

マノアの滝では最高の癒しハイキングができる

マノアの滝では最高の癒しハイキングができる

マノアの滝は、ワイキキから車で20分ほど走るとあるハイキングコースの終着点にあります。

150フィート(約46m)の高度がある滝で、雨が少ない時期は細くて白い糸のように見えます。

高揚感を煽るような豪快な滝ではありませんが、街からアクセスしやすい立地であること、緑の中に幾筋もの白い滝が現れるドラマチックな風景が間近で見られることから、地元の人にも観光客にも人気があります。

コースは全体的に緩やかな坂で、高低差はあまりありません。高齢者や子ども連れでも問題なくハイキングを楽しめます。

ジャングルのような森の中を進みますが、一本道であるため、道に迷う恐れもないでしょう。

森の中はマイナスイオンに溢れており、湿度も高くて歩くうちに肌がしっとりとしてきますよ。植物の匂いや鳥の声などで、心身が癒されるハイキングコースです。

2019年から約2年かけて安全対策工事が行われ、落石防護フェンスや道の舗装、拡張などが行われました。

以前に比べてより安全にハイキングを楽しめるようになったため、まだ一度も行ったことがないという方は訪問してみてください。

 

マノアの滝ハイキングコースの詳細

名称:マノア・フォールズ・トレイル(Manoa Falls Trail)
住所:3860 Manoa Road, Honolulu, HI
入場料:無料
コース往復時間:約1時間半
開園時間:日の出から日没まで
駐車場:あり(有料/$7、在住者$4 駐車場は8:00~18:00)
トイレ:あり
売店:あり
公式サイト:https://hawaiitrails.ehawaii.gov/trails/#/trail/manoa-falls-trail/225

※2024年の情報です。訪問前には公式サイトを確認してください。

 

マノアの滝のハイキングコース:楽しみポイント

マノアの滝のハイキングコース:楽しみポイント

マノアの滝へのハイキングコースでは、次のようなお楽しみポイントがあります。

  • 天然のアロマで心身をリラックス
  • ハウツリーやバニヤンツリーで写真撮影
  • 映画の撮影場所にもなったマノアの滝

 

天然のアロマで心身をリラックス

マノアの森はジャングルのようですが、オオバユーカリなどのアロマオイルに使われる木も混じっています。

そのため、ハイキングコースに入ったらまずは大きく深呼吸してみてください。

木々の爽やかでしっとりとした香りに出会えますよ。

日常の雑多なことを忘れ、緑の中で五感を刺激しながら歩きましょう。

 

ハウツリーやバニヤンツリーで写真撮影

こちらの森には特徴的な植物がたくさんあります。

中でも目を引くのが、クネクネした枝が特徴的なハウツリー(Hau Tree)です。

ハウツリーは古代ハワイアンたちの生活を支えた木で、幹でカヌーやカイトを、樹皮でサンダルを、樹液で整腸剤を作ったと言われています。

木の幹がハイキングコースを遮っている箇所がいくつかあるため、屈んだり乗り越えたりして進んでください。

また、写真撮影のスポットとして人気がある「バニヤンツリー」も見逃せません。

バニヤンツリーは細い幹が縦にいくつも伸びている、いかにもジャングルの植物といった外見をしている木です。

マノアの滝へのコース途中にあるバニヤンツリーは、隣り合わせのバニヤンツリー同士の幹が絡み合ってきれいなアーチを作っている場所があり、ファンタジックな光景を生み出しています。ぜひ記念撮影をどうぞ。

 

映画の撮影場所にもなったマノアの滝

ハイキングコースの終着地点にあるマノアの滝は、映画「ジュラシックワールド」の撮影地でもあります。

古代ハワイアンたちは、マノアの滝を「ワイヒ(Waihi)滝」と呼んでいたそうですが、その意味は「水がちょろちょろと流れる滝」です。

5月から11月ごろまでの夏場は水量が少なく、細く白い糸のような滝であるため、納得の名前ですね。

水量が増えたマノアの滝を見たい方は、冬場(12月から3月あたりまで)の訪問がおすすめです。

 

マノアの滝へ行く際の注意点と持参がおすすめのもの

マノアの滝へ行く際の注意点と持参がおすすめのもの

マノアの滝へ行く際には、以下の注意点を確認してから訪問しましょう。

また、持参がおすすめのアイテムも紹介しますので、忘れないようにしてくださいね。

注意点

注意点は以下の3つです。

【ハイキング前に靴裏をブラシで掃除する】

観光客の靴の裏には、その地には生息していない植物の種子がついていることがあります。

そのような種子が持ち込まれると、その場所の生態系が崩れてしまう可能性があるため、ハイキングの前には入口に設置されているブラシで靴裏をきれいにしましょう。

 

【ぬかるみがあちこちにある】

マノアの滝までのハイキングコースは、雨がよく降るうえに植物に覆われているため、道は基本的にぬかるんでいます。

2019年からの工事でぬかるみがひどい箇所には石が敷き詰められましたが、それでもまだぬかるんで足が滑りやすい箇所があります。地面の状態を確認しながら進みましょう。

 

【滝つぼでは泳がない】

昔はマノアの滝の滝つぼで泳ぐ人もいたそうですが、過去に土砂崩れが発生したこともあり、現在は滝つぼへは入れません。

注意書きの看板もありますが、泳いだり足をつけたりしないようにしましょう。

 

持参がおすすめのもの

マノアの滝へ行く際には、次のアイテムを用意することがおすすめです。

【虫よけスプレー】

ハワイのトレイルコース・ハイキングコースにある滝や川、湖といった水場は、基本的に蚊が大量発生しています。

気温が高く薄着の方も多いため、山に入るときには虫よけスプレーは必須です。

むき出しにした手足や首、顔を守るため、日焼け止めと一緒に虫よけスプレーを持参しましょう。

 

【履き替え用の靴とビニール袋】

前述した通り、マノアの滝のハイキングコースは道のコンディションがあまりよくありません。

ぬかるみで泥がたくさんつくため、帰りにショッピングやレストランに立ち寄るつもりの方は、履き替え用の靴やサンダル、汚れた靴を入れるビニール袋があると便利です。

 

【雨具】

山の天気は変わりやすいため、急に雨が降ってくることも多々あります。

濡れたくないという方は、念のため雨具を用意しておきましょう。

 

マノアの滝ハイキングコースで半日ヒーリングを楽しもう!

マノアの滝はワイキキから車で20分ほどで訪問できる、神秘的な森の中にあります。

白い糸のような繊細な滝で豪快さはありませんが、しっとりと心を落ち着かせてくれるでしょう。

半日もあれば堪能できる、ヒーリング効果が抜群のハイキングコースです。子連れでも問題ないコースであるため、家族での訪問もおすすめします。


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